Monthly Archives: 9月 2008

KORG DS-10とエレキギターでのジャムセッション

  

DS-10もだいぶ学習したので、実践で楽しもう。

と、DS-10とエレキギターでジャムセッション(即興演奏)をしてみました。

なかなか面白い演奏ができたんじゃないかと。

JANMAH氏

エレキギターは、友人の即興演奏家、Janmah(ヤンマー)嶋村氏にお願いしました。
この人のギターはカッコイイね!

前みたいに自分でDSも操作して、ギターも弾くって言うのも考えたんですが、一人でやるのも煮詰まるし、大変なのでチームの力を活用したいと(笑
しかし、ヤンマー氏に頼んで良かった!

カッコイイ音になったし、ボクもDS-10の操作に専念できた。
人と演奏するのは楽しいね。

DS-10セッションのセッティング

[DS-10研究]アナログシンセリード音らしさを出すにはPORTAの隠し味が重要

自分が思うアナログシンセらしいリード音を作ろうとして、作ってみたのがこんな音。

「porta.mp3」をダウンロード
全トラック入ってるけど、メロディーを鳴らしてる音です。

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こんな設定になってるんだけど、なかなか思った感じにならなくてどうしたものかと思ったら
最終的にPORTAをちょっと加えてやったら、だいぶ思ってる感じになった。

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「noporta.mp3」をダウンロード

ちなみにPORTAを切るとこんな感じ。
ちょっと、素直すぎるなーと。

アルペジオっぽい感じだったら、こういうクリーンになる感じもよいんだけど、メロディーラインっぽいのは、PORTAの粘っこさがあったほうが良い感じしますわな。

[DS-10研究]VCAを使った高速ON/OFFでの疑似32分音符プレイ

自分なりにやってみたテクニック。

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PATCHでVCA INを右にめいっぱい切って、パルス波を入れると音のON/OFFが出来ます。
これを利用して、FREQをかなり短く調整して、擬似的に32分音符っぽく聞こえるようにしてみたのがこれ。

「onoff2.mp3」をダウンロード

DS-10では16分音符までしか打ち込めないので、かなりの高速フレーズに聞こえますね。

このPATCH設定をしていない、元のフレーズはこんな感じ。
「onoff1.mp3」をダウンロード

なんつーか、エディー・ヴァンヘレンのハミングバードピッキングみたいな感じですね。

[DS-10研究]音程が上がっていって金属感が強くなる音

DEMO-2のPATTERN8で使われている音。

「d2fxup2.mp3」をダウンロード

この音は完成度が高くて、自分なりの音に変更しようとしてもあまり変えられる点がないので、ほぼそのまま使用。
バックの音は違うけどね。

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VCA EGをGATEにして波形をVCOの音をそのまま使用。
PITCHのEG INTを左に一杯に回して、EGの波をマイナス方向に作用させて、音程を上げている。

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VCO2をVCA INにつなげて、リングモジュレーションをかけて金属感を出している。

そのVCO2 PITCH INにEGをマイナス方向に作用させる。
これによって、時間がすすむと金属感が強まる。

オクターブ4のD音をLEGATOで流しているのもポイント。
このオクターブの音がPITCHを2つ上げている関係で、よい感じ。

VCO1の波形も、パルス波が一番いい感じの音がします。

うーむ、洗練されたセッティングですね。

[DS-10研究]音程を上げながら音量を下げてフェードアウト

DEMO-2のPATTERN2で使われているテクニックを自分なりにやってみた。

こんな感じです。
「upfx1.mp3」をダウンロード

R0014539

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音が厚いほうが好きなので、VCO2を混ぜて5度上に設定。
ほかはまぁ、PATTERN2からの流用。

音程の上昇はPATCHでノコギリ波を、PITCHを一番左に切ってマイナス方向(逆)に作用させることで行っている。

音量の減衰はVCFで行っている。CUTOFFを一番右に回してフィルターをHPF(ハイパスフィルター)にしてある。

これだと基本音は出ないが、EG INTを一番左に回して、EGをマイナス方向に作用させることで、最初は普通に音が出ながら、段々とCUTOFFが元に戻り、高域しかならなくなる。

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PITCHを逆に一番右にまわすと、普通にノコギリ波が作用するので音程は下降。
「upfx2.mp3」をダウンロード

R0014543

CUTOFF一番右でEG INTを左に回して、HPFにしてるんだったら、逆にしてみよう。
CUTOFF一番左でEG INTを右に回して、LPFでも、だいたい同じなんじゃね?

とやってみたら、まぁフェードアウトする点では似たような感じ。

「upfx3.mp3」をダウンロード

ただ、減衰していく音成分が、高域か低域かの違いはありますね。
音楽的にどっちの方があうかを判断して、使い分けると良さそうですね。

[DS-10研究]クロスモジュレーションを使った特殊効果音

DEMO-2のPATTERN6のテクニック。
この音、やたらとクオリティーが高いというか、絶妙な音でちょっと変えるとイマイチな音になってしまって、ほとんどそのまま。

「gyao1.mp3」をダウンロード

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PATCHでVCO2の出力をVCO1に渡している。
このように、ひとつのオシレータでもうひとつのオシレータを揺らしてやることを、FM変調、またはクロスモジュレーションというらしい。

これによって激しい金属的効果を出している。

PITCHをEGに渡したり、VCO2のピッチを2オクターブ下げてたり、EGの設定も何気に絶妙だったりして、かなり絶妙なバランスで成立してる音。

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VCO2のPITCHを1オクターブあげてやると、こんな音に。
「gyao2.mp3」をダウンロード

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PATCHでVSO2からVSO1への影響をはずしてやると、こんなシンプルな音になる。
「gyao3.mp3」をダウンロード

[DS-10研究]VCOの波形をそのまま出してコンピュータ的な無機的な感じにする

DEMO-2のPATTERN15で使われているテクニックを自分なりにやってみた。

「pipi1.mp3」をダウンロード

ピーピピいってる高い音が出したい音。

設定は次の感じ。

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ポイントは単純で、VCA EGがGATEになっている点。

この音設定で、KAOSSで適当にフレーズっぽいものを入れると、コンピュータっぽさもありながら有機的な感じもあり。

「pipi2.mp3」をダウンロード

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R0014533

こんな感じで、VCO2の音もまぜて、VCO2のPITCHだけPATCHでずらしてやると、なかなか変態っぽい感じ。

「pipi3.mp3」をダウンロード

なんかZAPPAっぽい(?)感じで、こういう感じも結構いいかも。

[DS-10研究]ワウがかかりながらフェードアウトしていくサウンド

DEMO-2のPATTERN5で使われているテクニック。
自分なりにやってみたのが次の音。

「wahfade1.mp3」をダウンロード

ホヤホヤいいながら消えていく音が作りたかった音。
この音の設定は、次の画像。

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ポイントは、VCF。CUTOFFのEG INTをフルに右に回して、EGをCUTOFFに効かせている。
CUTOFFはLPFで一番左に回っているので(音が出ない状態)、CUTOFFはEGに従って減衰して、最終的に音が消えると。

音が出ている間、音を揺らすため、PATCHのCUTOFFをサイン波でさらにゆらしている。

鳴らす音は、減衰して消えるように全てLEGATOで。

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この音、DECAYが非常に鳴る時間に大きい影響を与えていて、ちょっとこのくらい絞るだけで、すぐ音が消えてしまいます。

「wahfade2.mp3」をダウンロード

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PATCHのCUTOFFは音を揺らすためのものなので、このように外しても音は減衰していきます。
揺れてた方が音楽的には面白いけれども。

「wahfade3.mp3」をダウンロード

[DS-10研究]PATCHのCUTOFFを使ったフェードインフェードアウト

DEMO-1で冒頭で使われているテクニック。
自分なりにやってみたのが、このサウンド。

「fade1.mp3」をダウンロード

今回は若干音楽的な感じのサンプルですな。

途中から音量が大きくなって出てくるシンセ音が、作りたかった音で次の設定。

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このフェードインフェードアウト処理のポイントは、VCFのCUTOFFが、10時方向と、PATCHのCUTOFF INのつまみの9時方向。

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このように、PATCHのCUTOFF INを3時方向にあわせると、音量が大きいところから始まって小さくなる。

「fade2.mp3」をダウンロード

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また、CUTOFFのツマミを、右寄りのほうにすると、フェードイン、アウトのかかりが弱くなる。
ゆっくり立ち上げたいなら、左寄りのほうへ。

「fade3.mp3」をダウンロード

うーむ、しかし毎日ちょっとづつ研究してたら、結構意味がわかってきたぞー。

なんかうれしい。

[DS-10研究]VCO2 PITCHを使ったハモリ表現

DS-10のシンセパートはVCO1とVCO2の音を合わせて出力しています。
なので、VCO2の音程(PITCH)をずらせば、ハモリの効果を得ることができます。

VCO2 PITCHを、どの位置にあわせると、使える音程が得られるかを実験してみました。

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まずは短3度の音程。VCO2 PITCHを1時方向へ。

「m3rd.mp3」をダウンロード

シンセ1パートで、ハモれてお得な感じ。ちょっと音の広がりがなくて、つまらん感じですが、ステレオでパンを振ってやると、結構音楽的な広がりがでます。

「m3rd-st.mp3」をダウンロード

なかなか面白いですね。ただサンプルとしては、ちょっと味がつきすぎなので、この後は単純なハモリのみで。

素材の味をお楽しみ下さいという感じで(笑

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長3度。VCO2 PITCHは1.5時くらいの位置。

「mej3rd.mp3」をダウンロード

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5度。2.2時くらいの感じかなー。

「5th.mp3」をダウンロード

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オクターブ上。3.2時くらい。

「oct1.mp3」をダウンロード

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オクターブ上の5度。4時ちょっと手前くらいの微妙な位置。

「oct1-5th.mp3」をダウンロード

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右に回しきると2オクターブ上。

「oct2.mp3」をダウンロード

音を厚くするテクニックとして、使っていきたいですね。